目一杯走る予定なので、いつもよりは早めの9時半頃に出発。
あいかわらず曇天だが、昨日に比べれば天気はもちそうな感じ。前日に90km弱走ったので、ちょっと足が重い。武蔵五日市駅に2時間弱で到着。駅を正面に見て、左折してすぐのヤマザキで補給。
トイレがバックルームの奥深くにある妙な設計のコンビニだ。パスタを表のベンチで食べ、補給用の菓子パンをポケットに再出発。
以前都民の森に行ったコースと途中まで同じ道を走り、上川乗の交差点で左折するとすぐに甲武トンネルへの3kmほどの上りが始まる。そこそこ勾配がきつく、10%を越える箇所もかなりある感じ。
頂上はトンネル
2つのトンネルを越えると山梨県に入る。県境に到達しただけで昔は感動したものだが、ブルベに出て3県・4県横断とかやるようになったら感動が薄れてしまった気がする。スレてしまったなぁ。
ここから棡原(ゆずりはら)までは大きなつづら折りの連続する下り。下り始めはバンプがしばらく続くのでゆっくり下る。下りの終わりにある4差路を小菅村方面に右折して、上野原丹波山線に入る。
風光明媚で車通りも少なく、走っていて気持ちいい道だが、初っ端から峠でもないのに結構上るので大変。バイクはたまに通るが、上川乗以降はぜんぜん自転車とすれ違わない(松姫峠まで遭遇しなかった)。
大沢の集落に入るとJAのコンビニがあったので補給。パン2つ食べ、携行用のドラ焼きを入手。
参考にしたコースガイド書によると、大月まではコンビニが無いので補給に注意とのことだったが、確かに商店は少ない。この大沢のJAコンビニがもっとも補給に適している感じ。
個人商店はやっているのかつぶれているのか良く分からないのも入れれば10km毎くらいの間隔であるが、休みだったりで食べ物が確実に入手できるかはリスクがありそうだ。それ以外にもそば屋も2軒くらい見たので、いざという時にも何とかなりそうではあった。
集落のあたりは少し平坦になるものの、基本ずっと上りが続き、脚が削られる。
そこそこ疲れてきたあたりに10%を余裕で越えるような激坂が登場。「鶴峠まではまだ距離があるはずだが、はてこんなところに峠があったっけ?」と思いながらようよう越える。帰って調べると、ここも田和峠と呼ばれるプチ峠だった。
上り終わった頂上にほとんど平坦区間が無く、すぐ鋭角に下りに入ってしまう変わった峠。小学生の描く三角の山のような感じ。
目印のバス停で写真撮影。田和峠(610m)。
田和峠を下るとすぐに工事箇所があり、配備された誘導員に、迂回路として一般の自転車ではとうてい登れないような20%近い激坂を通される。ここもきつかった。
ようやく小菅村に入る。村に入ってすぐ、道路の右側に綺麗な公衆トイレを発見。水道で水も汲めるのがありがたい。
ここで一息入れるとすぐに鶴峠の上りが始まる。
勾配がずっときつい。10%を越える急勾配が初めから終わりまで続くような印象。脚が終わっていたため過大な感想かもしれないが、この日上った峠の中で一番きつく感じた。写真データによると15分くらいで頂上についたので、距離はそれほどではなかった。
鶴峠の上りから霧雨が降り始め、ここで引き返そうか少し考えたが、気温はそこまで低くないので予定通り松姫峠まで行ってみることにした。
鶴峠を下り、人家のある地帯を抜けると、すぐに松姫峠への分岐。大月方面の道へ曲がる。
このあたりで松姫峠から下ってくるロード乗り2人とすれ違う。この辺りですれ違ったのは結局この2人だけだった。天気が良くないためだろうが、走る人のそう多くないコースなのだろうか。
上り始めてすぐ道路工事で片側通行の荒れた砂利道があったが、あとは路面にさしたる問題はなし。
松姫峠は、緩やかな勾配が長く続くタイプの峠。急勾配で完全に足をやられた鶴峠に比べれば、一定に回していれば着実に上っていけるのでそれほどつらくはない。ただひたすら長いので上っても上っても先が見えず、終盤はさすがに疲れてくる。
上り進むにつれて霧雨から小雨にと雨が強くなってくる。中腹辺りからは霧が出てきて視界が悪い。
自分からはエンジン音が聞こえるから車の接近は分かるが、車からも視認されるよう前照灯・尾灯を点灯して走る。山頂付近ではついに雨が本降りに。レーパンに後輪から跳ね上げられた水が染みてきてパットがぐしょぐしょ、シューズ内にも浸水して気持ち悪い。レーパンが水びたしになると、お尻が擦れて痛みやすくなるので心配だ。
上り始めて35分くらいで頂上に到着。
トイレと見晴台があるが、景色は霧で何も見えない。標高1250mのこんなすごいところにもバス停がある。ただしダイヤを見ると1日2本、朝と夕方のみ。自転車にメカトラとか起きても、とても当てにできない。
小用だけ済まし、ウインドブレーカーを羽織ってすぐに下る。
雨の下りで体温を奪われ、かなり寒い。去年の秋、夜に麦草峠を下った時を思い出す寒さだ。霧もかなり濃くなり、せいぜい15m先くらいしか見通しがきかない。雨で路面が滑るし、下りの風切音で車の接近する音がほとんど聞き取れないので、スピードを30km/h以下に落として慎重に下る。
しばらく下ると霧が薄くなり視界が開けてきて、さらにトンネルのあたりまで下ると、雨も弱まり快適になってきた。湖岸まで下りてくると、路面も完全に乾いている。結局降っていたのは山の中だけだったらしい。帰りはずっと降られるかと心配していたが良かった。
大月へ向かう道をひたすら下る。見通しのいい道なので、気持ちよく飛ばせる。途中の分岐で大月ではなく、猿橋方面に向かい甲州街道に合流。
甲州街道に合流してすぐのセブンイレブン大月鳥沢店で、ミートソーススパゲッティなどでたっぷりの補給を取る。山越えもきつかったが、長い長い下りでエネルギーを使いすぎ、少しハンガーノック気味だった。
あとはそのまま八王子まで甲州街道を突っ走って帰るだけ。
相模湖以西の甲州街道は始めて通ったが、交通量は多いものの、自転車もそこそこ気持ちよく走れる道だった。上野原手前の上りがちょっと大変だがあとはそれほど起伏もない。これから遠出するときは散々お世話になるだろう道だ。
大垂水峠を越えたのが17:45。
あとはいつも通りのコースで帰宅。最初から最後まで抜かないで走ったので、ブルベを走った時くらい疲れた。
初めて走ったこともありきついコースだったが、甲武トンネル~鶴峠~松姫峠は人も車も少なくて景色も最高と、実にいいルート。走りがいがあった。
初回だから力の使い加減が難しく、雨でコンディションもきつかったが、慣れた次回はもっと楽しく走れると思う。
また近いうちに再訪したい。

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