遅めの夏休みで月曜だが走りに行く。
寝坊で、予定していたロングライドは断念。近場ですませることに。
11:10に出発。名栗川沿いで山伏峠を越えてその後はグリーンラインでも走ろうかなと思いつつ、先週と同ルートで70号に入る。
セブンイレブンで補給。ピナレロFP2乗りの方にグローブを落としたのを拾って頂いた。
ミニ鳥弁当とピルクルを補給、クリームパンと赤飯おにぎりを携行食に。今回の補給は、水以外はこれ1回のみ。エコドライブだった。
月曜なのに自転車乗りとけっこうすれ違う(のべ7台くらい?)。沿道のキャンプ場も家族連れで賑わっていた。
涼しくなってきているとはいえ、まだまだ暑い。ろくに走っていないこともあり、調子がいまいち。50km程度しか走っていないのに、疲れてきた。
いつもは右に行くこの信号待ちの分岐で、看板が目に入り、衝動的に有間ダムに行くことに決定。
ダムまでは500mくらいの距離だが、けっこう急坂。
着いた。
有間ダム(名栗湖)周辺は、バイクや車も多く、まわりには足湯なんかもあったりとプチ観光地。
ダムや湖周辺はだいたい平坦のイメージだが、有馬ダムの周辺は少しアップダウンがある。
湖畔のレストハウス横のベンチで休憩しつつ、携行の地図をみて、これからどこ行こうかと思案。
有間峠というのが目に入る。ウェブ上で名前だけは目にしたことがある峠。手持ちのポケット地図で見た感じだと距離的には7~8㎞くらい?まぁそれほどたいしたことはなかろう、と安易に行き先に決定。
秩父方面を走るときは、昭文社の「山と高原地図22奥武蔵・秩父」というのを携行しているが、もともと登山地図なので、細かい林道まで載っているのはいいが、逆に本道と脇道の区別がつきにくかったり、初めて走るルートなんかだと使い勝手が悪い(逆に他の人が走るらないようなルートを開拓するような用途にはいいのかも)、とコースを間違えた言い訳。
あまり念入りに地図を確認せずにスタートしたので、ミスコースで有間林道に入ってしまう。大ヨケの滝を過ぎて最初のT字路で右に行くべきところを左に曲がってしまった。500mほど走ってからどうも道が違うぞと気付き、ドライバーに聞いて確認したところ、前の分岐を左に行けと教わる。戻る途中に「落合」と表示された、細い分かれ道があり、怪しく思いつつも上っていくと、ガレガレの急坂が続くき、コケと濡れた路面で後輪がたびたびスリップする。鬼のような切り返しも登場。
500mほどで未舗装路(というより獣道)につきあたり、ここも誤った道だと分かり戻る。連続ミスコースで30分ほど無意味に上ってからようやくコース復帰。正ルートは砂利砂利の駐車場みたいな方の道だった。
有間峠。
何も事前情報無しで上ったので、ここまでハードだとは思わなかった。
まず路面状況。舗装路では今まで走った峠道でも、最凶の荒れ具合。
コース全域にわたって落石が散乱していて、上日川峠の上り口のような路面状態がずっと続く。閉鎖された林道でも、ここまで荒れてる道は珍しいくらいの荒れ様。散乱する石を踏まないよう気をつけつつ走るが、酷い箇所ではどうやっても避けられない。
勾配もずっときつい。特に前半は8~9%で時々10%を越える感じ。ぜんぜん覚悟なしで上り始めたので、けっこうくじけそうになる。
そして距離が長い。地図の目分量で7~8㎞くらいかな、と思って上り始めたらぜんぜん終わらない。止って休もうにも座れそうな場所もない。
6㎞くらい走ったあたりに、ガードレールに赤く「4.5㎞」のペイントが。
かなり上ってきたつもりなのに、ひょっとしてここからまだ4.5㎞あるのか?と絶望した。(実際はここから4.5km走っても頂上に着かず、さらに1㎞くらい。罠?)
地図上では分岐が多く記されていて迷いそうだったが、実際は分岐道はほぼすべて閉鎖され通れなくなっており、迷うことはなかった(最初以外)。
きついことはきついが、木陰が濃く豊富で、湧水や川が近くを流れていてずっと涼しい中を走れる。清流の音を耳にしつつ走っていて、大きく道筋が変わったりして、その音が途切れたときの静寂感が、非日常的なまでの静けさ。車もほとんど通らないので、ちょっと恐ろしいくらい静まり返る。この静寂感も山道を走る喜びの一つだなぁと再認識しつつ。
最後の1㎞くらい、標高が1000mを越えてからは、山の稜線を通るなだらかな道。視界も開けて爽快な景色でボーナスステージのよう。
数回、上りきって下りに入る箇所があり、頂上と勘違いしそうになる。だまされずにしばらく走ると、また上りが始まる。
看板が見えてきた。ここがピーク。
ちゃんと立派な標示柱がある。
頂上は大パノラマ。名栗湖がはるか遠くに見える。
ピークの大パノラマが本当に素晴らしい峠。奥武蔵・奥多摩の峠群ではピークの眺望は1,2を争うのでは。峠の裏が急斜面になっていて、堂平天文台パラグライダー発着所のパノラマを、数倍スケールアップしたような趣き。風が心地よく、爽快感がたまらない。
クリームパンで補給して5分くらい休憩してから下る。
下りは落石でパンクが怖い。慎重に慎重にゆっくりと下る。これで路面の落石が片付けられていれば本当に素晴らしい峠なんだが。パンクやサイドカットのリスクが高すぎて、気軽には行きにくいのがネック。
帰りは同道を辿り返して19:50に帰宅。
帰ってからルートラボで距離や勾配を見てみると、ダム手前の上りから距離約13㎞、最高地点の標高は1,122m、平均勾配が6.6%とのこと。しかしこの数字以上に大変だった印象。
距離的には大して走っていないが、疲れが残っていて翌日は休養。
明らかに走力がおちている。せっかくの連休なのにぜんぜん走れなかった。
<走行データ>
走行距離 137.19km
走行時間 6時間26分16秒
平均心拍数 機器故障
最大心拍数 機器故障
Ave 21.3km/h
Max 60.6km/h
平均ケイデンス 62/m
COMMENT:
AUTHOR: ume
DATE: 08/31/2011 12:23:18
こんにちは
有間峠は気になってました、近場で1000m越え。
実態を何も知らなかったので、今回のレポートを
参考にさせていただきます。8月はは本当に乗れてません。
日曜日に、柳沢超えで大弛峠に向かったのですが、3週間ぶりに自転車に乗るということもあって柳沢の途中で今一な状況でした、大弛の前半でバテました。今シーズンこれだけ体が思いどうりにならないのは初めてでした。
琴側ダムで足を休めてたら、周り山が黒い雲で見えなくなり、やばそうだったので、未練無く
下りました。塩山は暑くて晴れてたのに。今週末も台風直撃ですね、フラストレーションが溜まります。
COMMENT:
AUTHOR: カズ
DATE: 09/01/2011 12:47:28
こんばんわ。
小田原200のときに、いっしょに走らせてもらったカズです。
自分も、有間峠は好きで、何度か行っています。飯能側から登って、ピークに至ったら、そのまま秩父側へ下っていく道も、素敵ですよー。
COMMENT:
AUTHOR: ブログ主
DATE: 09/02/2011 03:06:33umeさま
有間峠はアドベンチャーな雰囲気で、個性的な面白い峠。おすすめです。涼しいのもいいです。
柳沢越え大弛、残念でしたね。上りで天候が荒れると大変ですから仕方ないですね。8月はぜんぜん走れてなくて、たぶん400kmも走れてません。カズさま
お久しぶりです。ブログ拝見するたび、いつもストイックに走られてて、自分ももうちと真面目に走らないとなぁと刺激されます。
有間峠、こんな近場で面白い峠があったとは。盲点でした。次回は秩父側に下りるのも試したいです。

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