BRM511 アタック白馬は落車でDNF

ロードバイク

じつは今年初ブルべ。
毎週のように休日出勤が入り200km、300km、400kmと3連続でエントリしておきながらDNSしていた。エントリできなかった方々には申し訳ないです。
年初のブルべが600kmってどうよ、と自分でも思わないでもないが、これしかスケジュールの都合がつかなかったから仕方ない。いちおう前週に柳沢峠で上りの多いロングを試して、そこそこ行けそうな感触だったので、それほど気張って走らなければたぶん大丈夫だろう(と思ってた)。

なんだかんだ忙しく、2時に就寝で4時に起床。4時20分に車を出して、豊水橋には1時間ほどで到着。

事前の予習は、長野の近辺で宿泊施設を探したのと、ルートラボでピークの位置や勾配を確認してコマ図に書き込んだくらい。夜型なので、行けるところまで距離を稼いで400kmくらいまで走り、うまくいけば長野の「スパリゾート健康村」に朝一に入り、3時間程仮眠するというプランだった。

ブリーフィング。「今日のコースはかなり厳しいです」。断言。道の荒れている個所や、ミスコースのポイントなど、注意事項はすべて大きめのふせんにメモし、ローラー式コマ図のケース内に貼って参照できるようにしている。鉄板を敷いた橋に注意してくださいと言っていた(伏線)。
埼玉の早い時間スタートの面々はよく見知った方が多く懐かしい。ほぼ1年ぶりだ。
序盤。

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久しぶりのブルべで、自分がどんなペースで走っていたかよく思い出せない。初めはかなり抑え目に走っていたが、面倒になって、気持ちの赴くままに走る。大部分はラレー乗りの方とつかず離れずで。PC1近くで、先行のラレーの方が左折ポイントを直進。後ろから叫んで呼んだが届かず。けっこう離れていたので、追いかけて呼び戻すのはつらい。すぐ気づくことを願いつつ先に進む。
交差点の信号待ちで、塀の隙間から黒い犬に突然吠えられて、立ちゴケしかける。かなりびびった。ここでペダルファージャージのデローザの方にパスされる。

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PC1は9:30着。

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ここまでは雨に降られず快適だった。焼きそぼろごはんとおにぎりで補給。
PCを出てしばらく行くと雨が降ってきた。一過性ではなさそうだが、雨具はつけなくてもいけそうな微妙なレベルの雨量。シューズ内に水がしみてくる気配を感じたら雨具を装着するけど、それまではこのまま走ろう、と判断。
少し走るとデローザの方が止まっている。クランクが緩んで困っている模様。さすがにそんな専用工具はない…。街に出たら店を探しますとのこと。
碓井湖。

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碓氷峠。有名だが初めて走った。

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めがね橋、かっこいい。すごく絵になる。

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全体的に勾配が5%を超えることはほとんどなく、わりと楽な峠。ただ路肩は砂が多い。タイヤに砂がつくとマッドガードとのクリアランスがあまりないので、ザリザリ音がして気になる。

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NXRSはフォークやウィッシュボーンのクリアランスが少なめ。泥除けを選ぶし、その取り付け位置もシビアでけっこう調整に気を遣う。前日の装備確認の際、リアの泥除けは少しずれると干渉してしまうので、サドルバッグで自分の背中さえ跳ね上げの被害を受けなければいいや、と割り切って泥除けは前輪のみで走った。

碓氷峠頂上が10:52。

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雨を覚悟してゴアのシューズカバーと上着を着用していると、デローザの方と、ラレーの方がパス。下ると、軽井沢。予測が外れて、下り終わってしばらく走ると雨が止んでいる。上着だけ脱いで走る。しばらくはR18を走リ続ける一本道。下り基調に追い風で、飛ばせるところは40㎞/h巡航とかで快調に40㎞ほど走ると、さっきのラレーの方に追いついた。「いやー雨にぜんぜん降られないですね、このまま行けますかねー」なんて話しながら国分一丁目の交差点を越えてしばらくのところから、いきなり土砂降りの雨。余計なこというんじゃなかったと思いつつしばらく様子を見つつ走ったが、弱まる気配はない。コンビニに退避して雨具をフル装備する。
次の左折ポイント、1㎞ほど手前にも目印として挙げられてたNISSANの販売店があって、ちょっとまどわされた。
PC2着は13:20

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ミートスパゲッティと鶏の唐揚げに熱いお茶で補給。
スタート時点から、コマ図ケースが頻繁に外れてしまっていて、15分に一回くらい直しながら走っていた。ハンドル径がすこし前のものと変わったため。ここで購入したガムテープで留めて、ようやく落ち着いて走れるようになった。雨で走り出すのがおっくうで、20分くらいPCでうだうだしていたが、あきらめて出発。

ここからはアップダウンが始まる。最初の上りを終えて、下り終わったあたりに、鉄板を敷いた橋が現れた。「お、これがブリーフィングで言っていた橋か。慎重に行こう…」とか思いつつ侵入。グリップ感覚をつかんだと思い、カーブに合わせて少し車体を左に傾けた瞬間、前輪のグリップを失い、左側へ腰を下に落車。
濡れた鉄の滑りやすさを甘く見ていたと言わざるを得ないが、これで滑っちゃうのか…と本当に驚いた。
二次事故を避けるため、腰が超痛かったが無理して立ち上がり、左車線へ急いで避難。W@Hさんが心配して止まってくれたが、「大丈夫」といって先に行ってもらった。ホイールは、手で回す限りでは干渉せず前後ともに回せる。明らかにそれとわかる振れもなし。さすがシャマル、頑丈だという評判は伊達ではない(イーストンのEX90SLXで同程度の落車した時は、前輪リムがポテチになった)。車体のダメージは、左のブラケットが内側に曲がってしまったくらい。本当にほっとした。濡れた路面での落車だったので、うまく滑って衝撃が逃げてくれたみたい。ただチェーンがインナーに落ちてしまい、チェーンキャッチャーに引っかかっていたのを直すのに少し手間がかかった。修理中にラレーの方が通過。
とりあえず、落ち着いたので走り出す。自転車は特に違和感なくのれるが、落車時に接地した腰と肘が痛い。ただ走れないほどではないので我慢。

2つ目の上りが、勾配が急でえらいきつかった。このへんから左股関節が痛くなってくる。左脚の付け根部分内側。外側の打撲の痛みのため、不自然なペダリングになってしまっているからだろうか。ようよう越えて少し下ったら、道が広くなり、緩やかな登りの道に。この上りを8割ほど上ったところで、力が入らなくなり、ちょうどそばにあった屋根付きのバス停に避難。空腹も感じていたので、携行のパンとおにぎりで補給。群馬代表のTさんや、K澤さんなど4人ほどが通過していくのを見送る。

15分ほど休んでいたら、補給が効いたのか少し力が出てきたので、走り出すがやはり股関節が痛い。耐えながら登る。長いトンネルを抜けたら、ピークを越えたらしく、下りに。トンネル出口からすぐのところにラレーの方が自転車をひっくり返して修理していたが、パンクだろうと思ってそのままパスした。後で聞くとディレイラー破損で大変だったみたい。
白馬までにさらに2~3台にパスされるが追いかけようと力を入れてペダルを踏むと激痛。力を入れずに、回すペダリングで何とかPC3のファミマに到着。16:40。

到着した時点で、DNFを決めていた。
この脚の痛みではこのブルべで最もきつい上りが待つ次の区間は無理。走り続けることで、しばらく走れなくなるようなダメージを負うことも考えられる。2年前の600㎞ブルべで、痛みが出てから無理して300㎞ほど走って完走したが、それ以降、1年近く膝痛に悩まされた苦い経験もある。
ただメカトラでしょうがなくDNFする人がいるのに、まだ走れないわけではない自分がDNFするのは恥ずかしいという思いもあり、スタッフにDNF連絡を入れるまでPC3でうだうだとけっこう煩悶した。

DNFの連絡をすませ、白馬駅で輪行のパッキング作業。今回は、仮眠時の盗難を避けるため輪行袋を持参していて、長野のスパリゾート健康村で手荷物としてフロントに預けるつもりだったが、こんな形で役に立つとは。
18:00ちょい発の電車で長野へ。電車ではメカトラでDNFの、ラレーの方と一緒になった。似たペースだったので、ちょくちょく一緒になった方。彼も今年初ブルべが600㎞だったとのこと。出てきたブルべの話などをしていると長野駅に・。
長野からはあずさで立川→国分寺→東村山→で入間着が23:30過ぎ、豊水橋から車で和光の温泉ランドで汗を流してから1:00頃に帰宅。

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ブルべから1週間が経ったが、左足の股関節痛は、自転車ではケイデンスを高めに走ったり、上りでなければさほど痛まなくなってきた。
歩いている時の方が痛みを感じることが多く、かがんだり、階段の昇降時にけっこう痛い。いまだに日常生活に影響している。
DNF判断は正解だったのだろう。

それにしても、あのコンディションで難コースを完走された皆さん尊敬します。お疲れさまでした。

COMMENT:
AUTHOR: NOM
DATE: 05/20/2013 09:00:44
T中さん
大変でしたね。他の方々も大変な状態だったようですね。参加できなくてラッキーだったのかもです。

早く治るといいですね。もう今年は参加予定はなしですか?

COMMENT:
AUTHOR: T中
DATE: 05/21/2013 00:40:06
NOMさん
ありがとうございます。
脚の具合が好くなった時点で、空いているのがあればエントリする予定ですね。もうちょっと様子を見ます。
アタック会津、楽しんで来て下さい!

COMMENT:
AUTHOR: NOM
DATE: 05/21/2013 22:37:11
了解しました。復帰を楽しみに待ってます!!

COMMENT:
AUTHOR: W@H
DATE: 05/23/2013 23:39:16
落車した脇と通ったり、群馬代表のTさんや、K沢さんのパンク修理の脇を通過したりと人のトラブルを見る機会が多いブルべでした。よく考えるとあの天気のなか、ノートラブルで行けたのは相当運が良かったのかも。

それにしても、サイコンのデータ見ると、いいペースで走っていますね。最近ブルべの走り方に染まってしまって、スピード不足の自分にとってはうらやましい限りです。

COMMENT:
AUTHOR: T中
DATE: 05/27/2013 23:51:14
W@Hさん
白馬のレポ、上げている人があまりいなくてさみしいですね。
他にも転んだ方や、メカトラの方はけっこういたみたい。
私はいつも最初だけです。最近ほんとに上れないです。
またよろしくお願いします。

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