BRM703 スーパーアタック奥志賀(前半)

ロードバイク

母「明日はまたあのおかしな自転車レースに出るんだっけ?何時に行くの?」
私「(レースじゃないんだけどな…)えーと朝4時スタートだから1時半頃に出る。」
母「…あんたたち、どうかしてるんじゃないの?」
返す言葉も無い。

22時に就寝、1時起床。なんとか3時間の睡眠が確保できた。
軽い食事をしてから、車でスタート地点のゆうパーク越生へ。暗いので駐車場を見つけるのに手間取る。

受付を済ませ、持参した朝飯の牛肉弁当を食しながらしばらく待機しているとブリーフィングが始まる。
カヤノ平の下り、グレーチング隙間に注意とのこと。天気予報では午後から豪雨の恐れがあり、コース変更の可能性もあるとのこと。その場合は現地での指示に従って臨機応変に。「そのあたりも含めてスーパーアタックですから」で締める。
他にもあった気がするが、時間がかなり経ってしまってるのであまり思い出せない。

4時スタート組でだいたい10人目くらいにスタート。まだ暗いのでライトは全部つけて走り出す。

15分ほど走っていると夜が明けた。
わりと前の方で走る。タイム乗りの方とリクイガスジャージの方が先頭。
ちょっと自分には速過ぎるペースだったので、その後ろの第2集団3人で交代しつつ30kmくらい走る。
35km/hをちょっと切るくらいのペース。
2週前に走ったアタック長野とほとんど同じルートなので勝手知ったる道。にもかかわらず先頭でミスコースして後続車を惑わしたりしつつ進む。すみません。
50kmあたりの自販機&コンビニでバラバラになり、ここから最後のPCまでほぼ単独走行。
アタック長野ではこの辺ですでに暑さでかなり参っていたが、今日は曇りで気温も低め。とても走りやすい。

倉淵のセブンイレブンで最初の補給。水と携行食だけ買ってすぐ再スタート。

二度上峠の上りに入る。さすがに2週間前に上っているから記憶が鮮明だ。前半は直線的な道。

「はまゆう山荘」を越えて残り8kmくらいからつづれ折り開始。

このカーブの数字が1になると頂上。

8:35頃に頂上に到達。

二度上峠の下りは路面が濡れていて、あまりスピード出せず。前輪からの跳ね上げが冷たかった。

PC1セーブオン応桑店には9時ちょうどくらいに到着。

水戸在住というリクイガスジャージの方と話をしていると、オダックス埼玉スタッフの方々の車が到着。ご苦労様です。会長に写真を撮ってもらう光栄に浴したり。
大盛りナポリタンスパゲッティとゼリーを補給し、20分くらい休憩してから出発。入れ違いに2~3人PCにInしてきた。PCを出てすぐに、カヤノ平に向かうスタッフの車が手を振りながら追い抜いていく。

8kmほど気持ちよく下ると、草津まで10kmほどのきつい上り。
ほとんど勾配の緩む箇所がないので、足が休められない。ここまでずっと曇り空だったのにこの区間だけ強い日が差したこともあり、きつさ倍増。ブルベ中で実はここが一番の難所だった。
「登坂車線ここまで」の表示が表われ、ほっと一息。ようやく草津に到着。

これから80kmコンビニが無い区間に入るので、最後のコンビニの7-11で軽く補給。

携行食を赤飯おにぎり、アンパン、ウィダーインゼリーにドラ焼きとたくさん積む。
ここでもリクイガスの方と一緒になり、渋峠についていろいろ教えていただく。「白根山への上りは6~7パーセントの上りなので、それほど勾配は大変じゃないけど、ただ長いですよー」とのこと。
まったりだらだら上ります、と宣言して先にスタートし、渋峠へ。

このブルベで一番楽しみにしていた渋峠。
草津から32kmの距離で標高差1600mを上り、国道の最高地点2172mを通過する。
渋峠の名を知ったのは、去年のサイスポの「信州の峠」特集号。
「標高なら乗鞍やダートもある大弛峠が上かもしれないが、やはりサイクリストの聖地は渋峠」と紹介されているのを読み、いつかは挑戦してみたいと思っていた。

「草津の先か。とても自走では無理だな。輪行か車で、1泊の予定で行くしかないかな」そんな風に考えていた時期が、俺にもありました。
まさか埼玉から自走で往復、おまけに1000m越えの峠をさらに3つ追加した上に、無数の上りを越えるコースの一環として上ることになるとは…。

序盤は普通の峠とそれほど変わらない景観。両側に林が立ち並ぶ中を上る。
しばらく上っていると、木の数が減り、樹高も目だって低く変化していく。

殺生河原に差し掛かると、強い硫黄臭が漂ってくる。「有毒な硫化水素が発生しているので、立ち止まるな!」との看板があった。

殺生河原を過ぎると、風景がどんどんダイナミックになっていく。
岩肌の露出した、限られた草木しか生息していない荒涼とした景色は、海外の超級山岳ステージのよう。

ちょうど半分くらいまで上った地点でのこと。
左の山の斜面から大きな動物が立てるガサッという音が聞こえたので、見ると10mほど上の茂みに茶色い動物のお尻が見えた。1m近くはある。
イノシシか?と思ったが、こちらに顔を向けたのを見るとイノシシにしては背が高い。二本の短い角に、鹿よりだいぶ太目の体格。天然記念物のニホンカモシカだ!
動物図鑑の写真などで見ていた白ではなく、茶色っぽい体毛だったので、すぐには判らなかった。写真を撮ろうとしたが、茂みの中に逃げてしまい果たせず。残念。

カモシカ遭遇からしばらくのところで霧が発生。視界が10mくらいになり心配したが、10分ほど走ると抜けられた。

白根山のあたりには登山客がたくさん。駐車場に食事処や自販機もあった。

小さな湖と高山の湿原地帯。遊歩道が設置されている。

分岐で上りの道を進む。来た道を振り返るとこんな感じ。

分岐からしばらくは少し勾配がきつくなる。

12:15にやっと国道最高地点に到達!

渋峠は期待に違わぬ、変化に富んだ、スケールの大きな景観の素晴らしい峠だった。
勾配は特別きついところはないので、上るだけなら難易度はそう高くはない。とはいえツールド草津のコースになっているらしいが、ヒルクライムレースなどで追い込んで上ると、かなりの長さなので、けっこうきつそう。

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